"Mademoiselle" disparaît des formulaires administratifs
フランスのフィヨン首相は、未婚女性に付ける敬称「Mademoiselle (マドモワゼル)」の行政文書での使用を避けるよう2月21日に通達しました。
これは、昨年9月にフランスの女性団体が、男性は一律で「Monsieur (ムッシュ)」が使われているのに対して、女性だけに既婚か未婚かの明示を強制し、差別に当たると陳情したのをうけとられた措置だそうです。
また「Mademoiselle」には、若さや未熟といった意味合いも含まれ、一定の年齢に達しても結婚しない女性にとってそぐわない言葉でした。
これをうけ今後、新規書類から「Mademoiselle」は消去され、女性を示す敬称は「Madame (マダム)」で統一されることになります。