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2011-06-23

フランス映画祭2011 リュック・ベッソン (Luc Besson) 記者会見


 フランス映画祭2011が6月23日、有楽町朝日ホールとTOHOシネマズ日劇にて幕を開き、記者会見とオープニングセレモニーが行われました。

18回目を迎えるフランス映画祭の今年の団長は『グラン・ブルー』、『ニキータ』、『レオン』、『TAXi』など大ヒットメーカーのリュック・ベッソン。
ベッソン監督は「30年ぐらい親交のある日本を支援したく、また"苦しいときこそ、真の友人が誰かわかる"という格言のように、日本の皆さんへの変わらない友情を示したく今回、来日しました。」
そして、今回の大震災、原発事故に関しては、「日本人は素晴らしい落ち着きと、威厳のある姿を見せ、世界の人々に深い感銘を与えました。フランスで同じことが起こったとしたら、フランス人は大パニックを起し、トマトを投げ合う事態になるのでは…。フランスの原子力発電所もひどい状態にあると思うので、数年以内に事故が起こるんじゃないかと危惧しています。」

また、フランス語を学習されているみなさんへ、「フランス映画を通してフランス語を学んで頂き、大変嬉しく思います。ただ、僕の作品はあまり上品なフランス語は使われていないんだよ!フランス語がうまくなるには、映画をみたり、テレビのニュースをたくさん聞いたりすると良いと思うよ。アナウンサーは、はっきり発音するからね…。もちろん、フランス人の彼氏、彼女を作るのも手かな…(笑)。頑張ってね!!」
東日本大震災以降、多くの来日イベントが中止される中、今年のフランス映画祭に『匿名レンアイ相談所』ジャン=ピエール・アメリス監督、『Chantrapas(原題)』オタール・イオセリアーニ監督、『セヴァンの地球のなおし方』ジャン=ポール・ジョー監督、『消えたシモン・ヴェルネール』主演のジュール・ペリシエ、『ピアノ調律師 』(短編)オリヴィエ・トレイナー監督、『美しき棘』レベッカ・ズロトヴスキ監督が来日しました