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2009-05-30

第62回カンヌ国際映画祭主な受賞結果


パルムドールに輝いたのはミヒャエル・ハネケ監督作品『Le Ruban blanc/ザ・ホワイト・リボン』
5月13日に開幕した2009年、第62回カンヌ国際映画祭は最終日の24日、各賞が決定しました。主な受賞結果は以下の通りです。
- Palme d'or (パルムドール)
『Le Ruban blanc/ザ・ホワイト・リボン』
Michael Haneke(ミヒャエル・ハネケ監督 )(独/オーストリア/仏)

- Grand Prix / グランプリ (審査員特別大賞)
『Un Prophète/予言者』
Jacques Audiard(ジャック・オーディアール監督)(仏)

- Prix d'interprétation féminine/最優秀女優賞
Charlotte Gainsbourg/ シャルロット・ゲンスブール
『Antichrist/アンチクライスト』ラース・フォン・トリアー監督(デンマーク/スウェーデン/仏/伊)

-Prix d'interprétation masculine / 最優秀男優賞
Christoph Waltz (クリストフ・ワルツ)
『Inglourious Basterds/イングロリアス・バスターズ』クエンティン・タランティーノ監督(アメリカ)

- Prix de la mise en scène/最優秀監督賞
Brillante Mendoza (ブリランテ・メンドーサ監督)
『Kinatay/キナタイ』(フィリピン)

-Prix du scénario/最優秀脚本賞
『Nuits d'ivresse printanière/スプリング・フィーバー』
Chinois Lou Ye (ロウ・イエ監督)(中国/フランス)

2009-05-22

マリオン・コティヤール主演、クリスチャン ディオール短編映画


クリスチャン ディオール提供
クリスチャン ディオール(Christian Dior)は5月20日から、シラク前大統領夫人が故ダイアナ妃に贈ったセレブ愛用のバッグ「レディ ディオール」のプロモーション短編映画『The Lady Noire Affair』をネットで公開してます。
当作品はアカデミー賞映画作品『エディット・ピアフ〜愛の賛歌〜』のオリヴィエ・ダアン監督(Olivier Dahan)が手掛け、同作主演女優マリオン・コティヤール(Marion Cotillard)主演の6分半の短編映画でクラシカルなサスペンスストーリーです。ヒチコックにインスパイアされた作品で、パリの街並みやエッフェル塔を舞台に、コティヤールが扮する「レディ ディオール」が危険な匂いのする警官の策略に、果敢に踏み込んでいく姿をドラマティックに描き出した作品です。 果たして彼女の黒いバック「レディ ディオール」の中に隠された秘密とは…。

★Marion Cotillard / マリオン・コティヤールさんのコメント

Je me suis beaucoup amusée à jouer une blonde glamour Hitchkockienne des années 50.
「ヒッチコックの映画に登場する、50年代のグラマラスなブロンド女性を演じることはとてもよい経験になったわ」


★Olivier Dahan / オリヴィエ・ダアン監督のコメント

L'esthétisme du film noir renvoi à notre imaginaire une notion du luxe absolument intemporelle. Le film sublime ce que je nomme le luxe romanesque, inspiré des grands classiques du cinéma. Un réçit énigmatique autour d'une héroïne nommée Lady Dior, crée pour Marion Cotillard comme l'alchimie séduisante et romantique entre la femme fatale, mysterieuse, envoutante mais aussi fragile et déterminée par amour. J'ai aimé me plonger dans cet univers à fois glamour et inquiétant et partager cette création avec Mr Galliano et les talents de la maison Dior.

「このムービーを制作するにあたり、時代を超越したラグジュアリーな審美を追及しようと思ったんだ。 僕が“ロマネスク” ラグジュアリーと呼んでいるような、真にクラシックな世界感を表現したかった。Lady Diorと名づけられたヒロインを中心に展開する謎めいたストーリーが、マリオン・コティヤールの魔力によって、ミステリアスで魅惑的な強さを持ちながらも、愛に生きる勇敢さと繊細で壊れやすい女性を作りだしています。私自身は、Mr.ガリアーノとクリエイティブな過程を共有できたこと、Diorメゾンの宝庫に触れられたことがとても楽しく、サスペンスでグラムールなユニバースに没頭できたことを嬉しくおもっているよ。」



2009-05-13

第62回カンヌ映画祭開幕

第62回カンヌ国際映画祭が現地時間の5月13日夜、開幕しました。 今年のオープニング作品は、カンヌ史上初めてのアニメ映画で、ディズニー/ピクサーの『カールじいさんの空飛ぶ家= Up (Là-haut) 』。
審査員長は『主婦マリーがしたこと(une affaire des femmes)』(88)、『ピアニスト(La pianiste)』(01)、『8人の女たち(8 femmes)』(02)などで知られるフランスの女優、イザベル・ユペール(Isabelle Huppert )さん。
最高賞のパルムドールなどの賞を競うコンペティション部門には、20作品が出品され、フランス映画はジャック・オーディアール(Jacques Audiard) 監督の『Un prophète』、ギャスパー・ノエ(Gaspar Noe) 監督の『Soudain le vide』、ザヴィエル・ジャノリ(Xavier Giannoli) 監督の『A l'origine』、アラン・レネ(Alain Resnais) 監督の『Les Herbes folles』。
また菊地凛子主演のスペイン映画『Map of the Sounds of Tokyo/マップ・オブ・ザ・サウンズ・オブ・トーキョー』も選出されてます。

日本映画はある視点部門に是枝裕和監督の『空気人形』が出品。
また2007年に『殯(もがり)の森』でカンヌ映画祭グランプリを受賞した河瀬直美監督に、フランス映画監督協会より「金の馬車賞」が贈られました。

カンヌ映画祭は5月13日〜24日まで開催され、授賞式は最終日の現地時間24日夜に行われます。 

2009-05-10

フランス人は睡眠、食事時間のチャンピオン!

経済協力開発機構 (l'Organisation de coopération et de développement économiques) の調査によると、フランス人は先進国の中で最も睡眠時間が多く、フランス人の平均睡眠時間は一日あたり約8,8時間。ついでアメリカ人、スペイン人で最も寝ていないのは韓国人で7,8時間だそうです。
また食事時間に関してもフランス人はだんとつトップで一日平均約130分かけて食事を楽しむんですって…。
ちなみに最も少なかったのは今話題のメキシコで62分でした。