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©france-net 

2011-09-30

フランス映画『マーガレットと素敵な何か』

©2010 Nord-Ouest Films – France 2 Cinéma – Artémis Productions – Rhône-Alpes Cinéma – Mars Films
Titre français (仏題) L'âge de raison
Réalisé par (監督)ヤン・サミュエル
Avec (出演)ソフィー・マルソー、マートン・ソーカス、ミシェル・デュショーソワ、ジョナサン・ザッカイ、エマニュアル・グリュンヴォルド 他

Durée(上演時間)  89分
Distributeur(配給)  アルシネテラン
Année de production (製作年): 2009年
Date de sortie(公開日)  2011年10月29日
Salle de cinéma(映画館):シネスイッチ銀座他にて全国順次ロードショー、
Site officiel(公式サイト):http://www.alcine-terran.com/home/






Synopsis
『親愛なる私自身へ。今日私は7歳になりました…』 誕生日に突然届いた一通の手紙。 それは、7歳の自分からのメッセージだった!
会社の同僚でもあり、パートナーでもあるマルコムと共に日々仕事に追われていたキャリアウーマンのマーガレット。
そんな彼女の40歳の誕生日に突然、公証人と名乗るおじさんが一通の手紙を届けに現れる。それは、過去の思い出や懐かしい写真がたくさんつまった7歳の自分からの手紙だった…。
仕事も私生活も充実しているように見えるマーガレットだが、実は、少女時代の辛かった思い出を心の奥底に封印していた。両親の離婚や甘酸っぱい初恋、早く大人になってしまいたいと思っていたあの頃…。次から次へと届けられる過去の自分からの手紙は、彼女の閉ざしていた”心の扉”をゆっくり開いていくー。

2011-09-29

フランス映画『ハートブレイカー』

©2010 YUME-QUAD FILMS / SCRIPT ASSOCIES / UNIVERSAL PICTURES INTERNATIONAL / CHAOCORP
Titre français (仏題) L'Arnacoeur
Réalisé par (監督)パスカル・ショメイユ
Avec (出演)ロマン・デュリス、ヴァネッサ・パラディ、ジュリー・フェリエ、フランソワ・ダミアン他
Durée(上演時間)  105分
Distributeur(配給)  熱帯美術館
Année de production (製作年): 2010年
Date de sortie(公開日)  2011年10月29日
Salle de cinéma(映画館): ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにてロードショー
Site officiel(公式サイト):http://www.heartbreaker.jp/







Synopsis

凄腕の「別れさせ屋」アレックス。
彼のポリシーはターゲットと決して恋におちないこと。彼の今度の相手は、ワインの愛好家で10日後にモナコでイギリス人青年実業家と結婚するジュリエットだ。彼女の父の依頼でモナコに乗り込んだアレックスだが、しかし、完璧なジュリエットの心にはつけ入る隙もない。父親が差し向けたボディガードとして何とか接近に成功したアレックスは彼女の好きな歌手のジョージ・マイケルや映画『ダーティ・ダンシング』をネタに次第に彼女の心の中に入り込んでゆく。そして結婚前夜、二人は車を走らせモナコの街で「独身最後の夜」のロマンチックな一時を過ごすことになる。果たして彼のミッションは?そして恋の行方は…?






2011-09-23

第24回東京国際映画祭 フランス映画・フランス語上映作品

東京国際映画祭が今年も2011年10月22日(土)~10月30日(日)にTOHOシネマズ六本木ヒルズほかで開催します。
今年はフランス映画(フランス語)は10本上映予定です。

より良き人生 (仏題: Une Vie Meilleure)/ コンペティション
2011年フランス 110分 (フランス語、英語)
監督:セドリック・カーン
出演:ギョーム・カネ、レイラ・ベクティ、スリマーヌ・ケタビ
レストラン開業を目指す若いカップル。大きな夢は、やがて大きな挫折へ…。社会の複雑なシステムからはじかれた後に見えてくる、人生の真の意味とは? ダイナミックでスピーディな展開に引きこまれる、実力派監督によるヒューマン・ドラマ。
最強のふたり (仏題:Intouchables) / コンペティション
2011年フランス 112分(フランス語)
監督:エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ
出演:フランソワ・クリュゼ、オマール・シー、オドレイ・フルーロ、アンヌ・ル・ニ
事故で首から下が完全に麻痺してしまった富豪と、介護役に抜擢された黒人青年との、実話に基づく交流を映画化。通常ならありえないコンビが繰り出すエピソードに、笑いと涙が絶妙にブレンドされ、俳優陣の自然な演技も感動を誘う。
チキンとプラム (仏題:Poulet aux prunes)/ WORLD CINEMA
2011年フランス 91分 (フランス語)
監督:マルジャン・サトラピ/ヴァンサン・パロノー
出演:マチュー・アマルリック、エドゥアール・ベール、マリア・デ・メディロス、ゴルシフテ・ファハラニ
エリック・カラヴァカ、キアラ・マストロヤンニ
楽器を壊され、絶望のあまり死を決意した音楽家が、最後の8日間で人生を振り返り、叶うことのなかった愛を思い出す…。『ペルセポリス』の監督が、再び自身のマンガを映画化した大人のファンタジー。ヴェネチア映画祭コンペ部門正式出品作品。
クレイジー・ホース(仮題)(仏題: Crazy Horse)/ WORLD CINEMA

©2011 – IDÉALE AUDIENCE – ZIPPORAH FILMS, INC.
2011年フランス=アメリカ 134分 (フランス語、英語)
監督:フレデリック・ワイズマン
配給:ショウゲート
ドキュメンタリー監督として有名なフレデリック・ワイズマンが、パリの伝説的なクラブ「Crazy Horse」の舞台裏を描く。
ある娼館の記憶(仏題: L'Apollonide, souvenirs de la maison close)/ WORLD CINEMA

©Les films du lendemain, My new Picture
2011年フランス 125分 (フランス語)
監督:ベルトラン・ボネロ
出演:ノエミ・ルボフスキー、アフシア・エルジ、セリーヌ・サレット、アリス・バルノル、アデル・エネル、ジャスミン・トリンカ、イリアナ・ザベット
20世紀初頭、パリ。閉鎖目前の高級娼館を舞台に、娼婦たちの争い、不安、喜び、痛みを、絵画のような映像と見事なアンサンブルキャストで描く。狭い空間内で展開する群像劇をさばくボネロ監督の演出力が光る。カンヌ映画祭コンペ部門正式出品作品。
アウトサイド・サタン (仏題:Hors satan)/ WORLD CINEMA
2011年フランス 109分 (フランス語)
監督:ブリュノ・デュモン
出演:ダヴィッド・ドゥワエル、アレクサンドラ・ルマートル、ヴァレリー・メズダグ、ソニア・バースレミー、ジュリエット・バケ、クリストフ・ボン、ドミニク・カフィエ
フランス北部の海岸沿いの町。奇妙な男が現れ、野宿を始める。農家の娘が彼の世話を焼き、ふたりは不思議な絆で結ばれるが、やがて娘の周囲で人が殺される…。息を呑む映像美で善悪の彼方を見つめる、カンヌで多くの受賞歴を誇る個性派監督の新作。
失われた大地 (仏題: LA TERRE OUTRAGEE )/ natural TIFF
2011年 フランス=ドイツ=ポーランド 105分(フランス語、ロシア語)
監督:ミハル・ボガニム
出演:オルガ・キュリレンコ、イリヤ・イオシフォフ、アンジェイ・ヒラ、ヴャチェスラフ・スランコ、ニキータ・エムシャノフ
1986年4月26日。緑豊かな街では、人生は美しく、すべてが平和だった。隣の街チェルノブイリで起こる悲劇が彼らの人生を一瞬で変えてしまうことも知らずに…。
ラルザックの奇蹟 (仏題:TOUS AU LARZAC ! )/ natural TIFF
2011年 フランス  118分 (フランス語)
監督:クリスチャン・ルオー
出演:レオン・マイエ、マリゼット・タルリエ、クリスティアヌ・ビュルギエール、ミシェル・クルタン
1970年代、フランスのラルザックの広大な農地に政府が軍事施設を建設することを決定し、農家と政府の闘いが始まった。彼らが命を賭けて守り抜こうとした田園はこの上なく美しい。
少女の夢の足跡 (仏題:A Pas de Loup )/ natural TIFF
2011年 ベルギー=フランス  77分 (フランス語)
監督: オリヴィエ・ランジェ
出演:ウィノナ・ランジェ、オリヴィエ・ランジ、ウルガ、カルポ
カティはある日、大きな決断をする。自分のことを気にかけてくれない両親から離れて森に住もう、と。そして自然は優しく見守る。少女が巡る冒険は、夢の入口へ続いている。
黒澤 その道 (仏題:KUROSAWA, LA VOIE)/ 特別上映-「巨匠へのオマージュ」

© Chris Marker
2011年 フランス 52分 (フランス語、英語、日本語、ペルシャ語、中国語、韓国語)
監督:カトリーヌ・カドゥー
出演:ベルナルド・ベルトルッチ、ジュリー・テイモア、テオ・アンゲロプロス、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ、アッバス・キアロスタミ、塚本晋也、宮崎駿、ジョン・ウー、マーティン・スコセッシ、クリント・イーストウッド、ポン・ジュノ
世界的な映画監督11人の証言と黒澤明の通訳を務めた仏人女性の視点、新しい切り口で巨匠・黒澤明に迫るドキュメンタリー。世界の映画に彼が遺した偉大な足跡の検証。

IMF前専務理事、性的暴行事件の真相を語る

ストロスカーン前専務理事が2011年9月18日にフランステレビTF1に2011年9月18日出演し、女性ホテル従業員との関係について釈明したインタビューの一部です。http://www.france-jp.net/02info/10mogitate/082.html
DSK :« Ce qui s’est passé ne comprend ni violence, ni contrainte, ni agression, ni aucun acte délictueux, c'est le procureur qui le dit, ce n'est pas moi. Ce qui c'est passé, c’est une relation non seulement inappropriée mais plus que ça, une faute, une faute vis à vis de ma femme, mes enfants, mes amis, mais aussi une faute vis à vis des français qui avaient placé en moi leur espérance de changement. De ce point de vue là, il faut bien le dire, j’ai manqué mon rendez-vous avec les français »


se passer  起こる
comprendre  〜を含む
contrainte (f) 強制,拘束
agression (f) 襲撃、侵害
acte délictueux (m) 違法行為
relation (f) 関係
inapproprié 不適切な
faute (f) 過ち
vis à vis de  〜に対して
placer 〜を託す
espérance (f) 希望、期待
changement (m) 変化
point de vue (m) 観点,見地
manquer  〜をのがす
rendez-vous (m) 約束

文法のポイント 
1 否定表現 ne + 動詞 + ni + A + ni + B  「〜も〜もない」
否定文で「〜も〜も」というときは、"et" ではなく "ne + 動詞 + ni + A + ni + B " を用います。
Ce qui s’est passé ne comprend ni violence, ni contrainte, ni agression, ni aucun acte délictueux.

2 中性代名詞 "le"は、性・数には関係なく、文章(節)・不定詞などを受けます。
c'est le procureur qui le dit, ce n'est pas moi.
De ce point de vue là, il faut bien le dire,

3 大過去 (avoirまたはêtreの半過去 + 過去分詞) 過去の事実に先立つ過去を伝えるときに用います。
une faute vis à vis des français qui avaient placé en moi leur espérance de changement.



2011-09-21

IMF前専務理事がフランステレビTF1に出演 「性的関係」認める

米ニューヨークのホテル客室係への性的暴行事件で起訴され、その後、訴追が取り下げられフランスに帰国した国際通貨基金(IMF) のドミニク・ストロスカーン前専務理事 (62)は18日、仏テレビ局TF1に出演しインタビューに答えた。
当番組の視聴率は44,7%に上り、未来のフランス大統領とも噂された前専務理事へのフランス国民の関心の高さが伺わる。

ストロスカーン氏はインタビューで、女性ホテル従業員との関係について「妻や家族そしてフランス国民をうらぎる重大な過ちだった。」とナフィサトゥ・ディアロさんとの関係を認め「私は自分の道徳的弱さを恥ずかしく思い、悔やんでも悔やみ切れない。」と行為を後悔し、フランス大統領選への出馬を断念せざるえなかった事を表明した。
一方、女性への暴行について「アメリカ当局の報告書に示されているように、暴行・強制は決してなく、同意のもとで行われた関係だった。彼女がウソをついている事は明らかだ。」と犯罪性がないことを強調した。
また、 本件の逮捕について「とても怖かった。」「わなの可能性があり、裏に何か陰がある。」と感じたと語った。

ニューヨークの裁判所は8月23日、検察側の訴追取り下げを認め、刑事裁判は打ち切られたが、女性側は前専務理事を相手取って民事訴訟を起している。ストロスカーン氏は女性との和解交渉の可能性について「すでに大きな代償を払っている」と否定した。

http://www.france-jp.net/02info/10mogitate/082.html




グレヴァンろう人形館

Musée Grévin

グレヴァン美術館はパリのパッサージュの1つ、パッサージュ・ジュフロワに、1882年に建てられ、時の人から歴史的な人までを蝋人形で紹介することで、開館してすぐに大成功を収め、パリで開催された世界博覧会の際にはあまりに沢山の人々がグレヴァン美術館に殺到し、館内はすし詰め状態だったそうです。
ナポレオンや彼の家族など、様々な歴史上人物、また時の人に出会うことができます。グレヴァン美術館は毎年、その時代のろう人形を作ってます。彫刻、衣装、メイクの担当が1つのチームとなり、毎年約5体の新しい人形を製作しているそうです。
グレヴァン美術館は、ゴロワ新聞社の社長であったアルチュール・メイエール氏のアイディアから誕生したそうです。
その時代は、ほとんど写真は存在しておらず、アルチュール・メイエール氏は3次元の人物を描いたロウ人形を使い、ゴロワ紙でトップページを飾っている人物を紹介と思いついたのです。当時は大変画期的な事でした。
最初に作られたろう人形はヴィクトール・ユゴとロダンでした。

皆さんもパリを訪れた際はちょっと足を運んでみて様々な人物像に出会ってみてはいかがですか?

フランスでは、60歳でも出会い系サイトで恋は可能


高齢者向けの出会い系サイトがフランスで熱い!
フランスで今、高齢者向けの出会い系サイトの人気が急上昇し話題を呼んでます。
フランスの雑誌、レクスプレス誌に掲載された記事によると、第2の人生をエンジョイしようと高齢者の出会い系サイトへの登録者が増加しているという。
日本で出会いサイトというと、セックス目的と考えられがちですが、カップル社会のフランスでは、食事やレセプション等に招待されたりした時には、夫婦や、パートナーと同伴するのが当たり前なのに加えて離婚率も高いため、独り身のフランス人が新しいパートナーを求めて、インターネットの出会い系サイトを利用するケースが増加傾向にあります。
若者たちにも人気の高く、管理が厳しくて安心だと評判のヨーロッパ最大の出会い系サイト「Mettic」にも、55歳以上の登録者は90万人にも達している。また、高齢者向けの出会い系サイト「netsenior.fr」「BelleVieA2.com」や「senior.proximeety.com」などもフランスのおじいちゃん、おばあちゃんに大人気だそうです。


愛の国フランスでは「Je t'aime (愛してる)」は永遠の言葉なのかもしれませんね!


2011-09-04

ジェラール・ドパルデューは機内オシッコ事件の釈明のため、再現フィルムを公開


ジェラール・ドパルデューが、8月16日に起した飛行機内のオシッコ事件による悪いイメージをはらうために同乗者の俳優、エドワール・ベアールとユーモアに富んだ再現フィルム(アステリクスとオベリスク版)を公開しました。

舞台はもちろん機内。離陸準備のアナウンスが流れます。そして今回、ジェラール・ドパルデューが我慢できないのはオシッコではなく、イノシシ。客室乗務員は離陸が終えるまで待つように説得を試みますが、ジェラール・ドパルデュー扮するオベリスクはやはり我慢ができません。そんな中、乗客の1人はラジオ局に「機内に汚いものが撒き散らしている!」と通報。そして飛行機は機内清掃のため、パーキングに引き返すといった展開です。

フランスの人気コミックの『Astérix et Obélix(アステリクスとオベリスク)』の映画版は1999年にフランスで公開され、ジェラール・ドパルデューはオベリスク役を好演。日本では、第7回フランス映画祭横浜で上映されたのみで劇場未公開作品です。
只今、同コミック「Astérix」の新作『Astérix et Obélix: Au service de sa Majesté』が製作中で、フランスで2012年10月に公開予定です。監督は『プチニコラ』『モリエール 恋こそ喜劇』のローラン・ティラール。ジェラール・ドパルデューの今回の相手役はエドワール・ベアール。

この再現フィルムは2011年9月2日にエドワール・ベアールさんにより投稿されてます。

さすが、見事なフレンチユーモアですね!!
ちょっと恥ずかしい経験が、新作の良いプロモーションにつながったのでは…。

このフィルムは当サイトのもぎたてフランス情報のコーナーに掲載してあります。