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2012-12-01

パリのシャンゼリゼ大通りイルミネーション


恒例のパリ・シャンゼリーゼ大通りのクリスマス・イルミネーションが11月21日より始まりました。
シャンゼリーゼ大通りのライトアップは、5年ほど前から省エネのために発光ダイオード(LED)を使って行われてます。

毎年点灯式には、大物女優がベルトラン・ドゥナノエ、パリ市長と共に出席し、イリュミネーションのスイッチを入れてます。2008年マリオン・コティアール、2009年シャルロット・ギャンズブール、2010年メラニー・ローランに続き、今年2012年は ダイアン・クルーガーが明かりを灯しました。

シャンゼリーゼ大通りのクリスマス・イルミネーションは2013年1月9日までです。

パリでは、シャンゼリーゼ大通りの他にも、プランタン・オスマン、ギャラリー・ラファイエット、モンテーニュ大通り、ヴァンドーム広場、レ・アール広場、ベルシー・ヴィラージュなどでもクリスマス・イルミネーションが行われてます。

2012-11-07

フランス コルシカ島 / La Corse


コルシカ島はニースから南東約180kmにある、地中海に浮かぶ島で、フランス語で、L'ile de beauté [リル・ドゥ・ボテ]と呼ばれている美しい島です。

コルシカ(Corsica)はイタリア語の呼称で、フランス語では「Corse (コルス)」と言います。

コルシカ島は、イタリア領のサルディニア島がすぐ近くにあり、フランスよりイタリアに近く、島へのアクセスはフランスのニースやマルセイユからの船路のほかに、イタリアのサヴォナやジェノヴァなどからもフェリーがでてます。

コルシカ島は歴史的にジェノヴァやピサの植民地であったという背景もあり、地名や文化にもイタリアの影響が色濃く見られます。また、フランスに対する独立意識が高いことでも知られてます。

コルシカ島の主要な都市は、アジャクシオ(Ajacccio)とバスティア(Bastia)、カルヴィ(Calvi)、コルテ(Corte)などです。
アジャクシオとバスティアはコルシカ島を巡る拠点の町で、空港、またコルシカ鉄道の発着駅があります。

また、コルシカ島にはフランスで唯一、自然部門で登録をうけた世界遺産、スカンドラ自然保護地区とジェロラッタ岬、ポルト岬があります。
スカンドラは、厳重に自然保護されており、登録された船でした訪れることができません。自然が織りなす、赤い岩と透明度の高い真っ青な海の風景に、まるで魔法をかけられたように圧倒されます。

2012-10-28

第25回東京国際映画祭グランプリは今年もフランス映画!!!『もうひとりの息子』

©france-net


第25回東京国際映画祭のコンペティション部門の最高賞となる東京サクラグランプリは、なんと今年もフランス映画、『もうひとりの息子(Le fils de l'Autre)』が獲得!
最優秀監督賞に本作のロレーヌ・レヴィ監督が輝きました。

本作は、イスラエルとパレスチナの問題を背景に、出生時に手違いで入れ違ってしまったふたりの息子の家族ドラマです。

10月28日に第25回東京国際映画祭クロージングセレモニーが行われ、東京 サクラ グランプリに輝いた『もうひとりの息子』のロレーヌ・レヴィ監督、プロデューサーのヴィルジニー・ラコンブさん、主演俳優 のジュール・シトリュクさんが登壇し、受賞についての喜びを語りました。

ロレーヌ・レヴィ監督: 「本当なのかと信じられない気持ちです。監督賞と東京 サ クラ グランプリの両方をいただけるなんて、本当に素晴らしい一日となりました。ク ルーの全員、そしてフランス人の脚本家の二人にもこの場を借りて感謝します。そ してイスラエルとパレスチナの子供たちにこの映画を捧げます。」

ヴィルジニー・ラコンブさん: 「信じられません!初めて訪れた東京で二つの賞を 頂くなんて!審査委員の皆さまにお礼申し上げます。そしてロレーヌと、今では私 の息子のような存在になったジュールに感謝します。映画祭の関係者の皆様にもお礼申し上げます!」

ジュール・シトリュクさん: 「この素晴らしい賞を頂戴するにあたり、この映画製作に関わったクルーを初めてとする様々な人たちのことが 頭をよぎります。また、この独創的な役を演じる機会、そして人生を変えるような経験をさせてくださったロレーヌに感謝します。」

第25回東京国際映画祭で上映されてたフランス映画情報はフランスネットサイトをご覧下さい。http://www.france-jp.net/02info/07cinemanews/19.html

© Rapsodie Production - Cité Films





2012-10-19

仏王妃マリー・アントワネットの靴が6万2000ユーロで落札

©2012 GMT PRODUCTIONS – LES FILMS DU LENDEMAIN – MORENA FILMS - FRANCE 3 CINEMA – EURO MEDIA FRANCE – INVEST IMAGE

フランス革命で処刑されたフランス国王ルイ16世の王妃、マリー・アントワネットのシルクの靴がパリで10月17日に競売に掛けられ、予想落札価格を大幅に上回る6万2000ユーロ(約640万円)で落札されました。

この靴は絹製で緑とピンクの縞模様のリボンがついていて、1775年に王妃がベルサイユ宮殿に出仕した貴族に贈ったものとされてます。
競売には、他にも王妃が革命で捕らわれる直前、身に着けていたとされるドレス生地の断片やルイ16世一家ゆかりの品々が出品されたそうです。

今秋、日本でもヴェルサイユが注目されてます!
『マリー・アントワネット物語展』はそごう美術館(横浜)で11月18日まで開催されてます。
また、フランス映画『マリー・アントワネットに別れをつげて』も東京国際映画祭で22日上映の後、12日15日よりTOHOシネマズシャンテ他にて公開されます。

作品情報は↓↓↓

http://www.france-jp.net/02info/06cinema/172.html

2012-09-30

第25回東京国際映画祭2012 フランス映画上映作品

今年も第25回東京国際映画祭が2012年10月20日から10月28日まで9日間にわたり、TOHOシネマズ六本木ヒルズほかで開催します。
今年は、下記の7本のフランス映画が上映されます。

作品案内等、詳しくは当サイトをご参照くださいね!

http://www.france-jp.net/02info/07cinemanews/19.html

また、第25回東京国際映画祭のチケット購入方法など、詳細はTIFF公式サイトでご確認下さい。

http://2012.tiff-jp.net/ja/

『もうひとりの息子 /  Le fils de l'Autre 』
上映日:10月20日(土)17:45 (Q&A)、10月26日(金)19:35(Q&A)
監督:ロレーヌ・レヴィ
キャスト:エマニュエル・ドゥヴォス、パスカル・エルベ、ジュール・シトリュク、マハディ・ダハビ、アリン・オマリ、カリファ・ナトゥール

105分 フランス語、ヘブライ語、アラビア語、英語 | 2012年 フランス


『マリー・アントワネットに別れをつげて / Les Adieux a la Reine』
上映日:10月22日(月)17:05
監督:ブノワ・ジャコー
キャスト:レア・セドゥ、ダイアン・クルーガー、ヴィルジニー・ルドワイヤン、グザヴィエ・ボーヴォワ、ノエミ・ルボフスキー

100分 フランス語 | 2011年 フランス=スペイン | 配給:ギャガ株式会社


『5月の後 / Apres mai』
上映日:10月24日(水)12:40、10月28日(日)19:50
監督:オリヴィエ・アサイヤス
キャスト:ローラ・クレトン、クレモン・メタイェル、フェリックス・アルマン、キャロル・コームス、インディア・サルボア・メネズ

117分 フランス語 | 2012年 フランス


『眠れる美女 /  Bella Addormentata』
上映日:10月25日(木)20:25 、10月27日(土)14:10(Q&A)
監督:マルコ・ベロッキオ
キャスト:イザベル・ユペール、トニ・セルヴィッロ、アルバ・ロルヴァケル、ミケーレ・リオンディーノ、マヤ・サンサ、ピエール・ジョルジョ・ベロッキオ

110分 イタリア語、フランス語 | 2012年 イタリア=フランス


『ゴールデン・スランバーズ / Le Sommeil d'or』 
監督:ダヴィ・チュウ
上映日:10月20日(土)10:50、10月22日(月)10:20、
96分 クメール語、フランス語 | 2011年 フランス=カンボジア | ドキュメンタリー


『 レイモン・ドゥパルドンのフランス日記 / Journal de France』 
上映日:10月25日(木)12:05、10月27日(土)19:40
監督:レイモン・ドゥパルドン、クローディーヌ・ヌーガレ
キャスト:レイモン・ドゥパルドン、クローディーヌ・ヌーガレ

100分 フランス語 | 2012年 フランス | ドキュメンタリー


『檻の中の楽園 / Bestiaire』
上映日:10月22日(月)19:50、10月25日(木)17:10
監督:ドゥニ・コテ

72分 (言語なし) | 2012年 カナダ=フランス | ドキュメンタリー


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2012-09-01

映画『最強のふたり』エリック・トレダノ & オリヴィエ・ナカシュ監督 インタビュー


Interview d'Éric Toledano et d'Olivier Nakache, réalisateurs du film "Intouchables"


9月1日(土)より公開の話題作、フランス映画『最強のふたり』の二人組の監督、エリック・トレダノとオリヴィエ・ナカシュの動画フランス語インタビューです。

映画『最強のふたり』は、フランスで国民3人に1人が観たという大ヒット映画で、事故で首から下が麻痺してしまった富豪と、介護役として抜擢された黒人青年の交流を、実話をもとにユーモアたっぷりに描いた感動作です。

20th アニバーサリー・フランス映画祭2012で来日した、エリック・トレダノ & オリヴィエ・ナカシュ監督が、映画『最強のふたり』が世界で成功を収めた理由やキャスティング、お気に入りのシーンについて語ってくれました。




2012-07-28

フランス人学生は外国語が苦手!



フランスの新聞、ルモンド紙(Le Monde)に掲載された記事によると、フランスの高校生は外国語において劣等生だそうです。
ヨーロッパ14ヶ国の5万4千人の高校生を対象に行われた、外国語能力に関する調査によると、フランスはビリから2番目に外国語が苦手な国で、第一外国語(英語)を流暢に話せる学生はわずか14%に留まり、第二外国語(スペイン語)は11%という結果がでました。

フランスよりさらに外国語が下手な国はイギリス。第一外国語(フランス語)がマスターできている学生はたったの9%で、第二外国語(ドイツ語)はなんと6%しかいません。

外国語の優等生の国はというと、トップがスエーデン、続いてアイルランド、マルタ、オランダ…で、劣等生は、イギリス、フランス、ベルギー、ポーランド、スペイン…だそうです。
ヨーロッパ国内での外国語のレベルの差がかなり開いているとのことです。

ヨーロッパの調査はこの様な結果になりましたが、果たして、日本の高校生の外国語レベルはいかがなものでしょうか…?


2012-07-26

パリ・プラージュ / Paris Plages 2012

今年もフランス・パリ、夏の恒例のイベント「パリ・プラージュ (Paris Plages)」が開催されました。 

パリ・プラージュは現在のパリ市長、ベルトラン・ドラノエ氏 (Bertrand Delanoë)の発案でパリ市庁舎前の800mにわたってパリの右岸に人工ビーチをつくり、夏のヴァケーション期間中にセーヌ河辺でゆったりと時間を楽しんでもらおうと、2002年から開催している夏のイベントです。

Plage とはフランス語で浜辺の意味で、つまりParis Plages はパリの浜辺ということです。
セーヌ河岸の自動車専用道路を開催期間中の1ヶ月閉鎖して、そこに大量の砂を入れて海岸をつくります。人工ビーチにヤシの木やハンモック、デッキチェアー、パラソルやシャワーなどが設置され、パリにいながら南国の気分が味わえるパリジャンのお気に入りのスポットです。

今回で11回目の開催となるパリ・プラージュは、例年より縮小しての開催となりましたが、例年通りにセーヌの右岸(ルーブル美術館とシュリー橋の間)、左岸(フランス国立図書館近辺)、ヴィレット地区のパリ市内3カ所に人工のビーチが作られ、太極拳、カヌー、ミニゴルフなど毎日様々なイベントが企画されてます。


また、ビーチでの水分補給として、パリ市の水道水は美味しく、問題なく飲めることをアピールするために、ナチュラル水(eau plate)と炭酸水(eau gazeuse)が無料で飲めるドリンク水のバーも設置されてます。

そして今年は、パリ市庁舎(Hôtel de Ville) の前には大型スクリーンが設置され、ロンドン・オリンピックの生中継がみられます。

 パリ・プラージュは、2012年7月20日(金)から8月19日(日)まで開催されます。

http://parisplages.paris.fr/fr



2012-06-23

『最強のふたり』エリック&オリヴィエ監督 20thアニバーサリー フランス映画祭、オープニングセレモニー


フランス映画祭2012が6月21日に開幕し、記者会見とオープニングセレモニーが行われました。
20thアニバーサリー フランス映画祭のオープニングセレモニーには、フランスで、動員1900万人、フランス国民3人に1人が観たという『最強のふたり』のエリック・トレダノ(Eric Toledano) & オリヴィエ・ナカシュ(Olivier Nakache)監督をはじめ、総勢13名のアーティストが来日しました。


満席状態の有楽町朝日ホールは、上映中は、終始、笑いの渦に包まれ、感動のラストシーンでは、すすりなく声が会場内に響きました。上映終了後は、観客からのスタンディングオベーションが巻き起こりました。
上映終了後の監督ティーチインでは、観客の質問に対し、エリック、オリヴィエ両監督は、本編の主人公、<最強のふたり>のようにウィットに富んだジョークを交えて答え、会場を沸かせました。



エリック監督:皆様にこうして映画を見ていただくことができて大変感動しております。開場の隅で、皆さんの反応を見ておりましたが、すごく楽しんでみていただいたので胸が熱くなりました。

オリヴィエ監督:何度観ても感動する映画ですね(笑)フランスから遠く東京に来て、皆さんに泣いて笑ってもらって、とてもうれしいです。

Q:この映画は実話を基に作られたそうですが、経緯を教えて下さい。

オリヴィエ監督:2003年に、(映画のモデルになった2人の)テレビドキュメンタリーを夜、2人でホテルで見ていたんです。私たちは、実際に、普通は出会わないような2人が出会う、そのドキュメンタリーにとても感動したんです。これまでに3本エリックと一緒に撮っていた長編があったんですが、この話を僕らの4作目にしようと決めました。本当に可能性がある映画だと思ったんです。

Q:モデルとなったお2人は、この映画を観ましたか?

エリック監督:もちろん。完成し、関係者に試写をする前に、真っ先に見てもらいました。全身まひのフィリップのモデルの方は「両手で拍手をしたいです」とジョークを言い、ドリスのモデルになったアルジェリア人の方は「僕って本当は黒人だったんだ」と言っていました(笑)二人とも、この映画をとても気に入ってくれ、我々にとっても、彼らにとってもとても感動的な時間でしたね。

Q:主演2人の掛け合いはとても面白く感動しました。実際のモデルに忠実な部分、脚色した部分を教えて下さい。

エリック監督:二人の出会いの場面や、二人とも女性好きというエピソードは、本当の実話です。絵画のくだりや、オペラ鑑賞するシーンはコミカルにみせるための創作です。二人の間のユーモアや辛口なやりとりは実際のものに少しだけシナリオを加えてより感動的にしました。オマール・シーの方が実物よりダンスがうまいですよ(笑)


Q:私はフランスに住んでいたことがあり、この映画は人種問題などフランスの実情がリアルに描かれてると思いました。日本のフランスのイメージはアラン・ドロンの映画のようなイメージですが、こういうリアルを描こうと思った理由は?

オリヴィエ監督:今、ヨーロッパは経済危機など、さまざまな問題を抱えています。かつてのヒーロー像は超人的で人間離れしたものが多かったが、今の人々に受けるヒーロー像は、リアルで普通の人間。本作の主人公2人は、障害や、移民の問題で社会から排除された人間。だれも、そういう境遇になりたくないと思ってるが、その「怖い」とか「不安」という気持ちの上に「笑い」を入れることで、彼らがリアルなヒーローに見えるんです。それがヨーロッパで受け入れられたのではないかと思います。


Q:2人で監督するのはどういう感じでしょうか?
エリック監督:意見は常に食い違い、撮影中は死闘を繰り広げ、ボクシングでなぐり合いました(笑)

オリヴィエ監督:そうなんです。でも、実際はほとんど僕一人で作りました(笑)

エリック監督:いえ、作ったのは僕です。この人はコーヒーを入れるだけでした(笑)

オリヴィエ監督:それは冗談ですが、思春期のことから自然と2人で一緒にやるようになりましたし、今後も2人で映画を作り、次の計画もありますよ!


2012-06-15

フランス映画祭 2011 アーカイブ | リュック・ベッソン

2011年フランス映画祭の団長を務めた、リュック・ベッソンの記者会見です。

リュック・ベッソンが勧めるフランス語の習得方法とは…?
もしフランスで原発事故が起きたらフランス国民は…?


ビデオのフランス語解説はフランスネットWebサイトに掲載してあります。
http://www.france-jp.net/02info/03video/index1.html




フランス映画祭2010 アーカイブ | ジェーン・バーキン

フランス映画祭2010の団長を務めた、女優、歌手と大活躍のジェーン・バーキンの記者会見です。
英国人のジェーン・バーキンは、セルジュ・ゲンズブールの腕の中でフランス語を覚えたのですって!


ビデオのフランス語解説はフランスネットWebサイトに掲載してあります。
http://www.france-jp.net/02info/03video/index.html






フランス映画祭2009 アーカイブ | ジュリエット・ビノシュ

フランス映画祭2009年の団長を務めた、『パリ』『夏時間の庭』のジュリエット・ビノシュの記者会見
「イッセイ・ミヤケに会いました。フランス語がすごい上手なのでびっくり…。語学は国際交流に重要です。」
ビデオのフランス語解説はフランスネットWebサイトに掲載してあります。
http://www.france-jp.net/02info/03video/index.html






2012-06-08

フランス映画祭2008 アーカイブ | ソフィー・マルソー


フランス映画祭2008の団長を務めた、ソフィー・マルソーさんのインタビュー映像です。
ソフィー・マルソーが語る、フランス語学習者への応援メッセージ、日本の印象とは…。
「フランスと日本はアイデンティティーと文化が豊かな国…。」
ビデオのフランス語解説はフランスネットWebサイトに掲載してあります。



2012-06-05

フランス映画祭2007 アーカイブ | カトリーヌ・ドヌーヴ


フランス映画祭2007の団長を務めた、フランスが誇るあの大女優、カトリーヌ・ドヌーヴ(Catherine Deneuve)の記者会見です。

カトリーヌ・ドヌーヴが語る、フランス語学習法、日本の印象とは…。
「今ではみんな携帯に夢中で、私が街を歩いていても全然気がつかないのよ!」

ビデオのフランス語解説はフランスネットWebサイトに掲載してあります。




2012-05-30

20th アニバーサリー フランス映画祭 2012  チケットプレゼント

★ フランス映画祭2012 チケットプレゼント 計5組10名様 

今年で20回目を迎える「20th アニバーサリー フランス映画祭」は
6月21日より有楽町朝日ホール・TOHOシネマズ日劇で開催されます。

フランス語に触れる絶好のチャンスですので、是非、足を運んでみて下さいね!

今年もフランス映画祭事務局より、フランスネットをご覧の皆様へ
20th アニバーサリー フランス映画祭2012のチケットプレゼント(計5組10名様)を頂きました。(⌒∇⌒)ノ

下記の作品の中からご選択の上、専用応募フォームよりお申込下さい。
◎ 締切:2012年6月10日(日)12時必着

日程: 2012年6月21日(木)~ 6月24日(日)
会場: 有楽町朝日ホール(有楽町マリオン11F)
   TOHOシネマズ 日劇<レイトショーのみ>(有楽町マリオン9F)

『最強のふたり』2組4名様  6月21日(木)17時30分
『わたしたちの宣戦布告』 1組2名様  6月23日(土)14時30分
『そして友よ。静かに死ね』1組2名様  6月23日(土)21時15分
『ミステリーズ・オブ・リスボン』1組2名様  6月24日(日)14時30分

注意事項をお読みの上、フランスネットサイトの応募フォームよりお申込下さい。

尚、当選者の発表は発送をもってかえさせて頂きます。
必ずお送り先の住所を正しく記入の上、ご応募下さい。
住所の記載のないご応募は無効とさせて頂きますので予めご了承下さい。

▼ご応募はこちらから
http://www.france-jp.net/03magazine/present.html


▼フランス映画祭2012の詳しいご案内http://www.france-jp.net/02info/06cinema/2012cinema_fr/index.html


2012-05-17

オランド仏大統領 フランス新内閣を発表


フランスのフランソワ・オランド大統領(François Hollande)を支える、新内閣が2012年5月16日に発足しました。

ジャン=マルク・エロー首相(Jean-Marc Ayrault)のもと、外務大臣には、ミッテラン元大統領時代に首相を務めたローラン・ファビウス氏、経済・財務・貿易大臣には、ピエール・モスコビシ元欧州問題担当相を起用しました。

また、オーランド新大統領は公約通り、閣僚34人のうち17人を女性という「男女同数内閣」にしました。


フランス政府新閣僚は以下の通りです。


• M. Laurent FABIUS, ministre des affaires étrangères
ローラン・ファビウス 外務大臣

• M. Vincent PEILLON, ministre de l’éducation nationale
ヴァンサン・ペイヨン 国民教育大臣

• Mme Christiane TAUBIRA, garde des sceaux, ministre de la justice
クリスチャーヌ・トビラ 国璽尚書、司法大臣

• M. Pierre MOSCOVICI, ministre de l’économie, des finances et du commerce extérieur
ピエール・モスコヴィシ 経済・財務・貿易大臣

• Mme Marisol TOURAINE, ministre des affaires sociales et de la santé
マリソル・トゥーレーヌ 厚生大臣

• Mme Cécile DUFLOT, ministre de l’égalité des territoires et du logement
セシル・デュフロ 地域間平等・住宅大臣

• M. Manuel VALLS, ministre de l’intérieur
マニュエル・ヴァルス 内務大臣

• Mme Nicole BRICQ, ministre de l’écologie, du développement durable et de l’énergie
ニコル・ブリック 環境・持続可能開発・エネルギー大臣

• M. Arnaud MONTEBOURG, ministre du redressement productif
アルノー・モントブール 生産活性化大臣

• M. Michel SAPIN, ministre du travail, de l’emploi, de la formation professionnelle et du dialogue social
ミシェル・サパン 労働・雇用・職業教育・労使対話大臣

• M. Jean-Yves LE DRIAN, ministre de la défense
ジャン=イヴ・ル・ドリアン 国防大臣

• Mme Aurélie FILIPPETTI, ministre de la culture et de la communication
オレリー・フィリペティ 文化・通信大臣

• Mme Geneviève FIORASO, ministre de l’enseignement supérieur et de la recherche
ジュヌヴィエーヴ・フィオラゾ 高等教育・研究大臣

• Mme Najat VALLAUD-BELKACEM, ministre des droits des femmes, porte-parole du Gouvernement
ナジャット・ヴァロー=ベルカセム 女性権利大臣、政府報道官

• M. Stéphane LE FOLL, ministre de l’agriculture et de l’agroalimentaire
ステファヌ・ル・フォル 農業・農産物食品業大臣

• Mme Marylise LEBRANCHU, ministre de la réforme de l’Etat, de la décentralisation et de la fonction publique
マリリーズ・ルブランシュ 国家改革・地方分権・公務員大臣

• M. Victorin LUREL, ministre des outre-mer
ヴィクトラン・リュレル 海外県・海外領土大臣

• Mme Valérie FOURNEYRON, ministre des sports, de la jeunesse, de l’éducation populaire et de la vie associative
ヴァレリー・フールネロン スポーツ・青少年・社会教育・市民活動大臣

• M. Jérôme CAHUZAC, ministre délégué auprès du ministre de l’économie, des finances et du commerce extérieur, chargé du budget
ジェローム・カユザック 経済・財務・貿易大臣付予算担当大臣

• Mme George PAU-LANGEVIN, ministre déléguée auprès du ministre de l’éducation nationale, chargée de la réussite éducative
ジョルジュ・ポー=ランジュヴァン 国民教育大臣付教育成功担当大臣

• M. Alain VIDALIES, ministre délégué auprès du Premier ministre, chargé des relations avec le Parlement
アラン・ヴィダリス 首相付国会関係担当大臣

• Mme Delphine BATHO, ministre déléguée auprès de la garde des sceaux, ministre de la justice
デルフィーヌ・バト 国璽尚書、司法大臣付副大臣

• M. François LAMY, ministre délégué auprès de la ministre de l’égalité des territoires et du logement, chargé de la ville
フランソワ・ラミ 地域間平等・住宅大臣付都市担当大臣

• M. Bernard CAZENEUVE, ministre délégué auprès du ministre des affaires étrangères, chargé des affaires européennes
ベルナール・カズヌーヴ 外務大臣付ヨーロッパ問題大臣

• Mme Michèle DELAUNAY, ministre déléguée auprès de la ministre des affaires sociales et de la santé, chargée des personnes âgées et de la dépendance
ミシェル・ドロネ 厚生大臣付高齢者・要介護者担当大臣

• Mme Sylvia PINEL, ministre déléguée auprès du ministre du redressement productif, chargée de l’artisanat, du commerce et du tourisme
シルヴィア・ピネル 生産活性化大臣付手工業・商業・観光担当大臣

• M. Benoît HAMON, ministre délégué auprès du ministre de l’économie, des finances et du commerce extérieur, chargé de l’économie sociale et solidaire
ブノワ・アモン 経済・財務・貿易大臣付社会的・連帯経済担当大臣

• Mme Dominique BERTINOTTI, ministre déléguée auprès de la ministre des affaires sociales et de la santé, chargée de la famille
ドミニック・ベルティノティ 厚生大臣付家族担当大臣

• Mme Marie-Arlette CARLOTTI, ministre déléguée auprès de la ministre des affaires sociales et de la santé, chargée des personnes handicapées
マリー=アルレット・カルロティ 厚生大臣付障害者担当大臣

• M. Pascal CANFIN, ministre délégué auprès du ministre des affaires étrangères, chargé du développement
パスカル・カンファン 外務大臣付開発担当大臣

• Mme Yamina BENGUIGUI, ministre déléguée auprès du ministre des affaires étrangères, chargée des Français de l’étranger et de la francophonie
ヤミナ・ベンギギ 外務大臣付在外フランス人・フランコフォニー担当大臣

• M. Frédéric CUVILLIER, ministre délégué auprès de la ministre de l’écologie et du développement durable, et de l’énergie, chargé des transports et de l’économie maritime
フレデリック・キュヴィエ 環境・持続可能開発・エネルギー大臣付運輸・海運経済担当大臣

• Mme Fleur PELLERIN, ministre déléguée auprès du ministre du redressement productif, chargée des petites et moyennes entreprises, de l’innovation et de l’économie numérique
フルール・ペルラン 生産活性化大臣付中小企業・イノベーション・デジタル経済担当大臣

• M. Kader ARIF, ministre délégué auprès du ministre de la défense, chargé des anciens combattants
カデル・アリフ 国防大臣付退役軍人担当大臣

2012-05-16

フランソワ・オランド氏が第24代フランス共和国大統領に就任


2012年5月に行われた大統領選挙で現職のニコラ・サルコジ大統領を破り当選した、フランソワ・オランド氏(François Hollande)が、2012年5月15日に第24代フランス共和国大統領に正式に就任しました。

オランド新大統領は新政権の要となる首相にジャン=マルク・エロー氏を任命し、就任演説で歴代大統領に敬意を表するとともに、フランス国民に対して「信頼のメッセージ (message de confiance)」を表明し、恒例のパリのシャンゼリゼ通りをパレードを行いました。

フランソワ・オランド大統領は 、1954年8月12日 にフランスのセーヌ=マリティーム県ルーアン (Rouen)で生まれました。オランド氏は医師の家庭に生まれ、エリートを輩出することで有名なフランス国立行政学院(ENA)を卒業。

私生活では、前回の大統領選挙で社会党( Parti socialiste )から出馬したセゴレーヌ・ロワイヤルと間に4人の子供をもち、長い間、事実上の夫婦関係にありましたが、5年前に関係を解消しました。
現在のパートナーは、2006年から交際が続いているジャーナリストのバレリー・トリエルビレールさんです。

政界入りは、1981年に社会党からジャック・シラクの対立候補として出馬しましたが、第1回選挙で敗退。しかし、同年の大統領選挙で、フランソワ・ミッテラン大統領の勝利したため、側近であったオランド氏は経済問題を担当する大統領府の一員となりました。
その後、1988年から下院議員を務め、1997年~2008年まで11年にわたって社会党トップの第1書記を務めました。

今回の大統領選挙は早くから準備を進め、当初、社会党の最有力候補だったIMF=国際通貨基金のストロスカーン前専務理事が、米国で女性関係のスキャンダル(DSK事件)で立候補を断念したのをうけ、党内の予備選挙で勝ち抜きました。
2012年5月の大統領選挙で現職のニコラ・サルコジ大統領を破り大統領に当選し、第24代フランス共和国大統領になりました。

2012-05-15

20th アニバーサリー・フランス映画祭 2012  来日ゲスト


20th アニバーサリーイヤー フランス映画祭 2012の来日ゲストが発表になりました。

フランス映画祭は、2012年6月21日(木)~ 6月24日(日)まで有楽町朝日ホール・TOHOシネマズ日劇にて開催されます。


今年も総勢約20名のフランスで旬の俳優や監督たちが続々と来日!!!
今年で20回目を迎える2012年度のフランス映画祭は、映画界を代表して女性3人組 "Les Filles du cinema français"「フランス映画の女たち」が映画祭の顔となります。キュートなルックスからは想像もつかないほど異端な行動やファッションが話題となり、一流ファッション誌の表紙を総なめしたリュック・ベッソンの秘蔵っ子、『A HAPPY EVENT(仮)』主演のルイーズ・ブルゴワン。『マルタ...、マルタ』や『7 ans』などの映画で見事な演技を披露した女優であり、フランス女流監督としていま最も注目されている『わたしたちの宣戦布告』監督・主演のヴァレリー・ドンゼッリ。そしてヴェネチア映画祭で大絶賛され、フランスで最も権威のある批評家賞ルイ・デリュック賞を受賞した、『愛について、ある土曜日の面会室』女流監督のレア・フェネール。
この3人のフランセーズが多くのアーティストたちと今年の映画祭を美しく彩ります。


フランス映画祭 2012  来日ゲスト
©2011 SPLENDIDO / GAUMONT / TF1 FILMS PRODUCTION / TEN FILMS / CHAOCORP


・『最強のふたり』 
来日ゲスト:エリック・トレダノ(監督), オリヴィエ・ナカシュ(監督)

・『そして友よ、静かに死ね』 
来日ゲスト:ディミトリ・ストロージュ(出演)

・『ミステリーズ・オブ・リスボン(仮)』 
来日ゲスト:メルヴィル・プポー(出演)

・『わたしたちの宣戦布告』 
ヴァレリー・ドンゼッリ(監督・主演)、ジェレミー・エルカイム(主演)

・『A Happy Event (仮)』 
来日ゲスト:ルイーズ・ブルゴワン(主演)

・『愛について、ある土曜日の面会室』 
来日ゲスト:レア・フェネール(監督)

・『スリープレスナイト』
来日ゲスト:フレデリック・ジャルダン(監督)、トメル・シスレー(主演)

・『美が私たちの決断をいっそう強めたのだろう/足立正生 』 
来日ゲスト:フィリップ・グランドリュー(監督)

・『リヴィッド』
来日ゲスト:ジュリアン・モーリー、アレクサンドル・バスティロ(監督)


2012-05-07

フランス大統領選、オーランド氏がサルコジ氏を破り当選


フランスの大統領選挙 (Eléction présidentielle) は、5月6日(日)に決選投票(2nd tour) が行われ、社会党(socialiste)のフランソワ・オランド氏(François Hollande)が、現職のニコラ・サルコジ大統領(Nicolas Sarkozy) を破り当選しました。
社会党の大統領は、1995年に退任したフランソワ・ミッテラン氏 (François Mitterrand)以来17年ぶりになります。
フランス内務省の発表によると、投票率は前回大統領選を下回り81.14%で、オランド氏が51.67%、サルコジ氏が48.33%となり、新大統領にオランド氏が当選しました。
また首都、パリでのオランド氏の投票率は過去最大となり、55.60%となりました。
オーランド氏は若い世代に人気を集め、25-34歳の投票率は62%を獲得。しかし、60歳以上はサルコジ氏を指示する人が多く、41%にとどまりました。

新大統領は5月15日までに正式に就任し、任期は5年となります。

2012-04-30

映画『アーティスト』ミシェル・アザナヴィシウス監督インタビュー

フランス映画『アーティスト』のミシェル・アザナヴィシウス監督 (Michel Hazanavicius) フランス語インタビューです。






インタビュー内容のフランス語解説はフランスネットWebサイトをご覧下さい。
http://www.france-jp.net/02info/03video/105.html


ミシェル・アザナヴィシウス監督 プロフィール

1967年フランス・パリ生まれ。テレビ界、Canal+でキャリアをスタートさせ、カルトテレビ映画『La Classe Américaine』で共同で、監督・脚本を務め、1994年に同作品を長編映画化。また同年『La Cité de la peur』で俳優デビューも果たす。2006年にジャン・デュジャルダンを主演のスパイパロディ『OSS 117 私を愛したカフェオーレ』でブレイク。2009年に続編『OSS 117: Lost in Rio』を制作。そして、2012年に無声映画『アーティスト』でジャン・デュジャルダンと再び手を組み、アカデミー賞5部門、セザール賞6部門など数々の国際映画賞に輝く。
最新作『プレイヤー ( Les Infidèles )』(12) でもジャン・デュジャルダンを起用している。
『アーティスト』主演のベレニス・ベジョはアザナヴィシウス監督の妻でもある。

EUフィルムデーズ 2012


ヨーロッパ映画の多様性と質の高さを、紹介する映画祭「EUフィルムデーズ」は今年で10年目を迎えます。日本ではあまり紹介される機会の少ないヨーロッパの秀逸な作品に多く触れられるだけではなく、東欧の名匠の若き時代の傑作と呼び声高いクラシック映画もラインナップされてます。
フランス映画は「食料品屋の息子」(2006年)が上映されます。


「EUフィルムデーズ」鑑賞券プレゼント(5組10名様)実施中!! 
東京会場の招待券です。<締切:2012年5月19日(土)21時必着>


ご応募はこちらから↓↓
http://www.france-jp.net/03magazine/present.html




【東京】東京国立近代美術館フィルムセンター 5月25日(金)~6月16日(土)
【福岡】福岡市総合図書館 6月13日(水)~6月19日(火)

詳しくは公式サイトをご覧下さい。

上映作品 ★印=福岡でも上映される作品

アイルランド:「アイルランドの事件簿」(2011年)★東京初公開!     
イタリア:「人生、ここにあり!」(2008年)★          
英国:「エリックを探して」(2009年)
エストニア:「発明村のロッテ」(2006年)
オーストリア:「カロと神様」(2006年)★日本初公開!
オランダ:「サニー・ボーイ」(2011年)日本初公開!
スウェーデン:「ぼくのエリ 200歳の少女」(2008年)★        
スペイン:「ペーパーバード 幸せは翼にのって」(2010年)★
スロヴァキア:「空飛ぶツィプリアンの伝説」(2010年) 
チェコ:「ブロンドの恋」(1965年)                  
ドイツ:「ソウル・キッチン」(2008年) 
デンマーク:「ポートランド」(1996年)             
ハンガリー:「メイド・イン・ハンガリー」(2009年)日本初公開!
フィンランド:「危険なレシピ」(2008年)
フランス:「食料品屋の息子」(2006年)★
ブルガリア:「ヤギ」(2009年)日本初公開!
ポルトガル:「ブロンド少女は過激に美しく」(2009年)
ポーランド:「水の中のナイフ」(1962年)
ラトビア:「愛の揺らめき」(2011年)日本初公開!
ルーマニア:「クルリク」(2011年)日本初公開!
ルクセンブルク:「反抗」(2009年)★日本初公開!

2012-04-26

フランス映画祭2012 / Festival du Film Français au Japon 2012



フランス映画祭2012 20th アニバーサリーイヤー 開催のお知らせで〜す!

フランス映画祭は1993年からスタートし、今年で20回目の開催となります。記念すべき20回目のフランス映画祭のオープニングを飾るのは、2011年の東京国際映画祭でサクラグランプリを受賞し、第37回セザール賞で主演男優賞を受賞したオマール・シー出演の『最強のふたり』に決まりました。
『最強のふたり』の監督、エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュも来日予定だそうです!

『最強のふたり』は実話を基に、事故で首から下が完全に麻痺してしまった富豪と、介護役に抜擢された黒人青年との間に芽生える友情をユーモアたっぷりに描いた笑いと涙の感動作です。フランスで動員数1900万人を超える大ヒットを記録し、フランス国民の3人に1人が感動して泣いたという注目作品で、日本では9月にTOHOシネマズ シャンテ他全国順次公開されます。

また、2012年のフランス映画祭期間中は、ゲストによるトークショーやサイン会も予定されてます。

記念すべき年を迎えた今年の映画祭でフランスからのスターに出会えるのが楽しみですね!

日程: 2012年6月21日(木)~6月24日(日)
会場: 有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ 日劇(レイトショーのみ)


『最強のふたり(Intouchables)』
監督・脚本:エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ
出演:フランソワ・クリュゼ、オマール・シー、オドレイ・フルーロ 、アンヌ・ル・ニ
2011年 フランス映画 113分 
配給:ギャガ 共同提供:WOWOW
2012年9月より、TOHOシネマズ シャンテ他全国順次公開

Synopsis
事故で首から下が完全に麻痺してしまった富豪と、介護役に抜擢された黒人青年との、実話に基づく交流を映画化。通常ならありえないコンビが繰り出すエピソードに、笑いと涙が絶妙にブレンドされ、俳優陣の自然な演技も感動を誘う。

|フランス映画祭2012 上映作品 


『わたしたちの宣戦布告/ LA GUERRE EST DECLAREE』(Uplink 配給)  
監督:ヴァレリー・ドンゼッリ 主演:ヴァレリー・ドンゼッリ、ジェレミー・エルカイム

『プレイヤー / LES INFIDELES』(Comstock 配給) 
監督:ミシェル・アザナヴィシウス、フレッド・カヴァイエ他 出演:ジャン・デュジャルダン、ジル・ルルーシュ

『美が私たちの決断をいっそう強めるだろう/ IL SE PEUT QUE LA BEAUTE AIT RENFORCE NOTRE RESOLUTION』(Uplink 配給)
監督:フィリップ・グランドリュー 出演:足立正生、小野沢稔彦

『最強のふたり / INTOUCHABLES』(Gaga 配給) 
監督:エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ 出演:フランソワ・クリュゼ、オマール・シー、オドレイ・フルーロ、アンヌ・ル・二

『リヴィッド / LIVIDE』(King Records 配給)
監督:ジュリアン・モーリー、アレクサンドル・バスティロ 出演:クロエ・クールー、フェリックス・モアティ

『そして友よ、静かに死ね / LES LYONNAIS』(Comstock 配給) 
監督:オリヴィエ・マルシャル 出演:ジェラール・ランヴァン、チェッキー・カリョ

『ミステリーズ・オブ・リスボン / LES MYSTERES DE LISBONNE』(Alcine Terran 配給) 
監督:ラウル・ルイス 出演:メルヴィル・プポー、レア・セドゥ、マリア・ジョアン・バストス、リカルド・ペレイラ

『スリープレス・ナイト(仮) / NUIT BLANCHE』(Transformer 配給)
 監督:フレデリック・ジャルダン 出演:トメル・シスレー、ジョーイ・スタール、ジュリアン・ボワッスリエ

『Silent Voices(仮)』
監督:レア・フェネール 出演:ファリダ・ラウアジ、レダ・カテブ、ポーリン・エティエンヌ

『ハッピー・イベント(仮) / UN HEUREUX EVENEMENT』(Earth Star 配給) 
監督:レミ・ブザンソン 出演:ルイーズ・ブルゴワン、ピオ・マルマイ

2012-04-23

フランス大統領選 2012 は決選投票へ


Présidentielle 2012 : Hollande en tête du premier tour devant Sarkozy

フランス大統領選 第1回投票はオランド氏がサルコジ氏をぬき首位へ


4月22日に実施された、フランス大統領選の第1回投票は、即日開票の結果、社会党のオランド前第1書記 (François Hollande) が首位、現職で右派与党・国民運動連合(UMP)のサルコジ大統領 (Nicolas Sarkozy)は2位となりました。当選に必要な過半数に達した候補がいなかったため、新大統領は5月6日に決戦投票に持ち越されます。

今回のフランス大統領選挙には、10名が出馬し、仏内務省によると、得票率はオランド氏が28.63%、サルコジ氏が27.08%で、3位は極右・国民戦線のルペン党首(Marine Le Pen)で18.01%、4位は極左・左派戦線のメランション党首(Jean-Luc Mélenchon)が11.13%となってます。

フランスの調査会社Ifop実施した世論調査によると、決選投票はオランド氏が54.5%、サルコジ氏が45.5%の支持率を得ており、現状ではオランド氏が優位に立ってます。

2012-04-16

映画『アーティスト』主演 ジャン・デュジャルダン インタビュー

Interview de Jean Dujardin et de Bénénice Bejo / ジャン・デュジャルダン & ベレニス・ベジョ インタビュー 


フランス映画『アーティスト』の主演俳優 ジャン・デュジャルダンと女優 ベレニス・ベジョのインタビューです。
2012年度アカデミー賞に輝いた、無声映画『アーティスト(The Artist)』の感情を引きだす秘策や撮影現場でのアザナヴィシウス監督からの指示、名犬アギーとの出会い、また作品を彩る音楽について語ってくれたフランス語インタビュー動画です。




インタビュー内容のフランス語解説はフランスネットWebサイトをご覧下さい。
http://www.france-jp.net/02info/03video/104.html


ジャン・デュジャルダンのプロフィール

1972年フランス、Rueil-Malmaison生まれの俳優、コメディアン。1996年にフランスのタレントショー番組「Graine des stars」で何度も賞を得て有名になり、1999年から2003年まで放送された人気ホームコメディー「Un gars, une fille」の主演で人気を博す。2002年に『Ah! Si j’étais riche』で長編デビュー。2006年にミッシェル・アザナヴィシウス監督のスパイパロディ映画『OSS 117 私を愛したカフェオーレ(OSS117: Le Caire, nid d’espions)』の主演を務め、セザール賞主演男優賞にノミネート。2009年に同作の続編『OSS 117: Rio ne répond plus』で再びアザナヴィシウス監督に出演。同監督と3度目のタッグとなる『アーティスト』でアカデミー賞やカンヌ映画祭の主演男優賞をはじめ、数々の賞を受賞。

ベレニス・ベジョのプロフィール

1976年アルゼンチン生まれ。3歳でフランスに移住。1996年に『Les sœurs Hamelet』で映画デビューし、2001年には『Rock You』でハリウッド映画デビューを果たす。続いてステファン・ツヴァイクの有名小説をトーラン・ブニーク監督が映画化した『ブラウン夫人のひめごと』(02)に出演。2006年には、ジャン・デュジャルダンの相手役で、ミッシェル・アザナヴィシウス監督のスパイパロディ映画『OSS 117 私を愛したカフェオーレ(OSS117: Le Caire, nid d’espions)』出演。そして、彼女の夫でもあるアザナヴィシウス監督の作品『アーティスト』に再び出演し、2012年度セザール賞最優秀女優賞など数々の賞に輝く。

映画『ル・アーヴルの靴みがき』 劇場鑑賞券 5組10名様

映画『ル・アーヴルの靴みがき』 劇場鑑賞券(全国共通券)を5組10名様にプレゼントしま~す!


© Sputnik Oy
フランスの港町ル・アーヴルを舞台に、アキ・カウリスマキ監督が贈る至福のハッピー・エンディング映画です。

本作は2012年4月28日より、ユーロスペースほかにて公開

◎全国共通の劇場鑑賞券ですので東京・ユーロスペース以外でもご利用頂けます。
<締切:2012年4月27日(金)21時必着>

注意事項をお読みの上、フランスネットサイトの応募フォームより
お申込下さい。

尚、当選者の発表は発送をもってかえさせて頂きます。
必ずお送り先の住所を正しく記入の上、ご応募下さい。
住所の記載のないご応募は無効とさせて頂きますので予めご了承下さい。

▼ご応募はこちらから
http://www.france-jp.net/03magazine/present.html

ご応募お待ちしておりま~す!!! (●^∇^●)/



▼作品案内
http://www.france-jp.net/02info/06cinema/index.html

2012-04-08

フランスの復活祭(イースター)/ Pâques


復活祭はフランス人にとって、キリスト教の最もたいせつな祝日で、十字架にかけられて亡くなったイエス・キリストが復活したことを記念したフランスの祝祭日です。
フランス語で復活祭(イースター)は「Pâques (パック)」と言います。
イースターは春分後の最初の満月の次の日曜日となり、日程は毎年異なります。
2012年の復活祭は4月8日日曜日で、4月9日も復活祭の翌日の月曜日(lundi de Paques)で祝日です。

フランスでは、教会の鐘は聖金曜日から復活の主日までの3日間、キリストの死を悼んで鳴りません。伝説によると、鐘はローマへ旅立ち、そして鐘の中にイースターの卵で一杯にして、空から卵をまき散らしながら戻ります。
そして、再び教会の鐘が鳴り響くと、子供たちはそれらの天からの贈り物を探しに行きます。

それでは何故、卵型のお菓子を贈るのかというと、そもそも卵を贈るというの慣習はかなり昔から伝えられており、卵は誕生、肥沃、復活、善意を示すシンボルだからだそうです。

フランスでは復活祭が近づくと、パン屋さんやお菓子屋さんなどの店頭に、卵、兎、鶏、鐘の型地をした、チョコレートや砂糖でできたお菓子が並びます。

フランス語の復活祭にまつわるいつかの諺をご紹介します。

・Pluie à Pâques emplit les coffres.
 (イースターに降る雨は、懐を豊かにする。)
・Un oeuf de Pâques avec deux jaunes est un signe de chance extraordinaire et de fortune pour son propriétaire. 
(イースターの卵に2つ黄身が入っていたら、たくさんの幸運と金運をもたらす印である。)
・Un oeuf béni à Pâques repousse la maladie.
(イースターで祝別されたの卵は病気を追い払う。)
・Un oeuf de Pâques planté dans un vignoble protège la vigne du tonnerre et de la grêle. 
(ブトウ畑に置かれたイースターの卵は、雷鳴や雹からブドウの木を守る。)

チョコレートを食べ過ぎずに素敵な復活祭をお過ごし下さいね!


復活祭の日程
2012年4月8日
2013年3月31日
2014年4月20日
2015年4月5日
2016年3月27日
2017年4月16日
2018年4月1日
2019年4月21日
2020年4月12日

2012-04-05

『アーティスト』映画音楽 ルドヴィック・ブールス ( Ludovic Bource )

フランス映画『アーティスト』で第84回アカデミー最優秀作曲賞に輝いたフランスの作曲家、ルドヴィック・ブールス(Ludovic Bource)のフランス語のインタビュー動画です。


フランス語解説はフランスネットWebサイトをご覧下さい。
http://www.france-jp.net/02info/03video/103/index.html







ルドヴィック・ブールスのプロフィール

1970年フランス、Pontivy 生まれ。
『アーティスト』で2012年アカデミー賞やセザール賞またゴールデングローブ賞など各映画賞の最優秀作曲賞を総なめにしている映画音楽を手掛ける作曲家。
アザナヴィシウス監督の長編デビュー作『Mes amis』(99・日本未公開)で初めて映画音楽を担当。その後も『OSS 117 私を愛したカフェオーレ(OSS 117 Le Caire, nid d'espions)』(06)と『OSS 117 Rio ne répond plus』(09・日本未公開)でアザナヴィシウス監督と手を組んでいる。
高い評価を受けているドキュメンタリー『HERE TO STAY (Nous resterons sur Terre)』(10)ではスコアを担当。『さすらいの女神(ディーバ)たち(Tournée)』(10)にも音楽を提供している。97年から01年は音楽製作会社プラネット・ゲット・ダウンのCEOを務めた。

2012-03-31

映画の國 名作選Ⅴフランス映画未公開傑作選


フランスで大評判になりながら、なぜか日本で劇場公開されたなったフランスの巨匠監督3人による2000年代の開作品が、4月21日(土)より渋谷イメージフォーラムにて5週間限定でロードショーになります。フランス映画フアンにとって、見逃せないチャンスです!


『刑事べラミー』 Bellamy
2009年/ 110分 
監督・脚本:クロード・シャブロル
出演:ジェラール・ドバルデュー、ジャック・ガンブラン
2010年惜しくもこの世を去った”フランスのヒッチコック”クロード・シャブロル監督の遺作。

『ある秘密』 Un Secret
2007年/ 110分 
監督:クロード・ミレール 
出演:セシル・ドゥ・フランス、リュディヴィーヌ・サニエ、マチュー・アマルリック
原作「ある秘密」(新潮クレストブック刊)

フランソワ・トリュフォー作品のスタッフとしてキャリアを積んだクロード・ミレール監督が描く、ベストセラー小説「ある秘密」を基にナチス占領下のパリと現実をミックスさせた心理サスペンスの偉作。

『三重スパイ』 Triple Agent
2003年/ 115分 
監督・脚本:エリック・ロメール
出演:カテリーナ・ディダスカル、セルジュ・レンコ

ヌーヴェル・ヴァーグの巨匠、エリック・ロメールが未だ謎を残す実話を元に描いたスパイ物語。


2012-03-29

フランスのエイプリルフール / Poisson d’avril


エイプリルフールは「フランスが発祥の地」だという説が有力だってご存知ですか?

フランス語でエイプリルフールのことを「Poisson d'avril [ポワッソンダヴリル]=4月の魚」と言います。
エイプリルフールの起源はいろいろな説がありますが、フランスで伝えられている有力な起源説をお話します。

まずはなぜ「4月1日」なのかと言うと、1564年にフランスのシャルル9世が1月1日を新年とする暦を採用するまでは、3月25日を元日とし、4月1日には新年をお祝いするために、人々がプレゼントを交換しあうという慣わしがありました。
フランス人は新暦改正後もこの慣習を続けるために、旧正月の4月1日にユニークなプレゼントや偽のプレゼント交換をしたことが由来するのではないかとされてます。

そして、なぜ「4月の魚 (Poisson d'avril)」と呼ばれているかと言うと、その昔、4月から魚が産卵期に入るため、4月初旬から漁獲が禁止されてました。
そこで、人々は漁獲期最終日である4月1日に、”ぼうず”で戻ってきた漁師をからかい、ニシンを川に投げ込み釣らせてあげたのがジョークの始まりだと伝えられてます。

そんな言い伝えから、フランスではエイプリルフールの4月1日に、同僚や友達同士で嘘をつきあったり、いたずらをしあったりして、「Poisson d’avril」と叫びます!
子供たちは魚の絵を描き、それを切り取って仲間の背中にこっそり貼って、その人が魚の絵に気づくとからかいます。

2012-03-24

フランス映画『マンク~破戒僧~』



Titre français (仏題)  Le moine
Réalisé par (監督)ドミニク・モル
Avec (出演)バンサン・カッセル、デボラ・フランソワ、ジョセフィーヌ・ジャピ、セルジ・ロペス、ジェラルディン・チャップリン
Durée(上演時間) 101分
Distributeur(配給) アルシネテラン
Année de production (製作年):2011年フランス・スペイン合作映画
Date de sortie(公開日)  2012年3月24日
Salle de cinéma(映画館):シアターN渋谷ほかにて全国順次ロードショー
Site officiel(公式サイト):http://www.alcine-terran.com/monk/

Synopsis 
17世紀スペイン、マドリッド。修道院の前に捨てられ、僧に育てられたアンブロシオは、その熱心さから町中の人が彼の雄弁な説教を聞きにやって来るほどの僧に成長した。すべての欲を絶ち、規律を重んじるアンブロシオであったが、出生の謎と煩悩に苦悩する毎日を送っていた。そんな時、修道士を偽ったミステリアスな美女がアンブロシオに近づてきくる。その美しい女の誘惑にかかり、アンブロシオは戒律を破ってしまう。やがて、女の意のままに、黒魔術に手を染め、聖なる教会を黒ミサで汚し、妖術、強姦、窃盗、殺人とあらゆる悪徳に身を沈めていく……。