コルシカ島はニースから南東約180kmにある、地中海に浮かぶ島で、フランス語で、L'ile de beauté [リル・ドゥ・ボテ]と呼ばれている美しい島です。
コルシカ(Corsica)はイタリア語の呼称で、フランス語では「Corse (コルス)」と言います。
コルシカ島は、イタリア領のサルディニア島がすぐ近くにあり、フランスよりイタリアに近く、島へのアクセスはフランスのニースやマルセイユからの船路のほかに、イタリアのサヴォナやジェノヴァなどからもフェリーがでてます。
コルシカ島は歴史的にジェノヴァやピサの植民地であったという背景もあり、地名や文化にもイタリアの影響が色濃く見られます。また、フランスに対する独立意識が高いことでも知られてます。
コルシカ島の主要な都市は、アジャクシオ(Ajacccio)とバスティア(Bastia)、カルヴィ(Calvi)、コルテ(Corte)などです。
アジャクシオとバスティアはコルシカ島を巡る拠点の町で、空港、またコルシカ鉄道の発着駅があります。
また、コルシカ島にはフランスで唯一、自然部門で登録をうけた世界遺産、スカンドラ自然保護地区とジェロラッタ岬、ポルト岬があります。
スカンドラは、厳重に自然保護されており、登録された船でした訪れることができません。自然が織りなす、赤い岩と透明度の高い真っ青な海の風景に、まるで魔法をかけられたように圧倒されます。