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2012-01-23

フランス映画監督 オタール・イオセリアーニ監督のインタビュー


『汽車はふたたび故郷へ』『ここに幸あり』『月曜日に乾杯!』
フランスの名匠 オタール・イオセリアーニ監督は語学の達人!

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旧ソ連グルジア共和国出身のイオセリアーニ監督はグルジア語、ロシア語、フランス語
もちろん、イタリア語、ウクライナ語などたくさんの言葉を使いこなします。
80年代以降フランスを拠点に映画を撮り続けている監督は、フランス語は幼い頃にマスターしたそうです。「昔はフランス語は必修の言葉で、外交官を含む全ての人がフランス語を使ってました。今では英語が主流になってしまい、大変残念に思います。英語は耐え難く汚い言葉で、僕はあまり好きではありません。」ときれいなフランス語を懐かしんでました。
また、日本語に興味をもつ監督は、「漢字は素晴らしいと思います。なぜなら、中国では北京語、広東語、山東など話し言葉が違っていても、同じ文字”漢字”を通じてコミュニケーションがとれます。」と漢字を絶賛。
そして、映画作りについて、「僕が映画を始めたのは、映画は漢字と同じような表現力を携えているからです。画像を通じて、たとえ言葉が分からなくてもメッセージを伝えられます。僕は映画で話されているセリフには何の価値も与えません。全ての観客がたとえ言葉が分からなくても、画像を通して俳優が何を言っているのかを理解できるように心掛けております。」と映像と言葉の素晴らしさを語ってくれました。

只今フランスネットでは『汽車はふたたび故郷へ』の劇場招待券のプレゼントを実施してます!
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本作は2月18日(土)より、岩波ホールほか全国順次ロードショーになります。
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