フランスのテレビ局 M6 で日本の高級料理「ふぐ」が取り上げられました。
フランスは日本食ブームで、今や日本食レストランはフランス、イル・ド・フランス地域の至るところにあり、美味しいお寿司や様々な新鮮な魚が、フランス人の胃袋を満たしてます。
しかし残念ながら、日本の美食、ふぐを取扱っているお店はありません。ふぐは毒性の危険な魚として、フランスでは禁止されているからです。
日本ではふぐは、お刺し身・てんぷら・なべ料理など高級料理として味われ、日本人はふぐに目がありません。
ふぐの街で名高い下関では、毎年「ふぐ祭り」が開催され、フグなべが来客に振る舞われます。
ふぐは大変高価な食べ物で、高級料理店で扱われてます。
特に天然ふぐは値段が張るので、還暦のお祝いなどの特別の機会に味わわれてます。
ふぐは毒がある魚ですが、内蔵を食べない限り安全な食べ物で、料理人がふぐを調理するためには、難関の「ふぐ料理人資格」を取得しなければいけません。
また、最先端の技術を誇る日本では、ふぐ料理人を失業に追い込む、革命的なふぐの自動裁き機がお目見えしました。下関の水産大学の研究班がふぐを安全にさばける機械を開発しました。
研究チームの芝教授は「フランス人は白身の魚が好きなので、この機械を輸出して是非、フランス人に美味しいふぐを味わってもらいたい。」とコメント。
この機械があれば、フランスで近い将来、ふぐも、まぐろやサーモンように手軽に味わえる日は来るかもしれません。