フランスで、勤務時間以外は業務メールを見ないでOKという法律が2017年1月1日より施行されました。
この法律は、業務時間外やバケーション中のオフタイムの保護のために、2016年5月に成立した「Le droit à la déconnexion(=オフラインの権利)」と呼ばれる労働法で、従業員50人以上の企業は従業員が業務メールを送受信してはいけない時間帯を明記することが義務付けられています。
スマホなどの普及と共に、常にオフタイムにも仕事のメールをみる時代になってきており、ストレスや燃え尽き症候群を抱える従業員が増加しているそうです。そのため仕事とオフタイムの線引きを明確にし、オフタイムは仕事から全面開放されるようにこの新法が導入されました。
ご存知の方も多いとは思いますが、フランスでは2000年以降、週35時間労働制が法律で定められ実施されています。