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2012-06-23

『最強のふたり』エリック&オリヴィエ監督 20thアニバーサリー フランス映画祭、オープニングセレモニー


フランス映画祭2012が6月21日に開幕し、記者会見とオープニングセレモニーが行われました。
20thアニバーサリー フランス映画祭のオープニングセレモニーには、フランスで、動員1900万人、フランス国民3人に1人が観たという『最強のふたり』のエリック・トレダノ(Eric Toledano) & オリヴィエ・ナカシュ(Olivier Nakache)監督をはじめ、総勢13名のアーティストが来日しました。


満席状態の有楽町朝日ホールは、上映中は、終始、笑いの渦に包まれ、感動のラストシーンでは、すすりなく声が会場内に響きました。上映終了後は、観客からのスタンディングオベーションが巻き起こりました。
上映終了後の監督ティーチインでは、観客の質問に対し、エリック、オリヴィエ両監督は、本編の主人公、<最強のふたり>のようにウィットに富んだジョークを交えて答え、会場を沸かせました。



エリック監督:皆様にこうして映画を見ていただくことができて大変感動しております。開場の隅で、皆さんの反応を見ておりましたが、すごく楽しんでみていただいたので胸が熱くなりました。

オリヴィエ監督:何度観ても感動する映画ですね(笑)フランスから遠く東京に来て、皆さんに泣いて笑ってもらって、とてもうれしいです。

Q:この映画は実話を基に作られたそうですが、経緯を教えて下さい。

オリヴィエ監督:2003年に、(映画のモデルになった2人の)テレビドキュメンタリーを夜、2人でホテルで見ていたんです。私たちは、実際に、普通は出会わないような2人が出会う、そのドキュメンタリーにとても感動したんです。これまでに3本エリックと一緒に撮っていた長編があったんですが、この話を僕らの4作目にしようと決めました。本当に可能性がある映画だと思ったんです。

Q:モデルとなったお2人は、この映画を観ましたか?

エリック監督:もちろん。完成し、関係者に試写をする前に、真っ先に見てもらいました。全身まひのフィリップのモデルの方は「両手で拍手をしたいです」とジョークを言い、ドリスのモデルになったアルジェリア人の方は「僕って本当は黒人だったんだ」と言っていました(笑)二人とも、この映画をとても気に入ってくれ、我々にとっても、彼らにとってもとても感動的な時間でしたね。

Q:主演2人の掛け合いはとても面白く感動しました。実際のモデルに忠実な部分、脚色した部分を教えて下さい。

エリック監督:二人の出会いの場面や、二人とも女性好きというエピソードは、本当の実話です。絵画のくだりや、オペラ鑑賞するシーンはコミカルにみせるための創作です。二人の間のユーモアや辛口なやりとりは実際のものに少しだけシナリオを加えてより感動的にしました。オマール・シーの方が実物よりダンスがうまいですよ(笑)


Q:私はフランスに住んでいたことがあり、この映画は人種問題などフランスの実情がリアルに描かれてると思いました。日本のフランスのイメージはアラン・ドロンの映画のようなイメージですが、こういうリアルを描こうと思った理由は?

オリヴィエ監督:今、ヨーロッパは経済危機など、さまざまな問題を抱えています。かつてのヒーロー像は超人的で人間離れしたものが多かったが、今の人々に受けるヒーロー像は、リアルで普通の人間。本作の主人公2人は、障害や、移民の問題で社会から排除された人間。だれも、そういう境遇になりたくないと思ってるが、その「怖い」とか「不安」という気持ちの上に「笑い」を入れることで、彼らがリアルなヒーローに見えるんです。それがヨーロッパで受け入れられたのではないかと思います。


Q:2人で監督するのはどういう感じでしょうか?
エリック監督:意見は常に食い違い、撮影中は死闘を繰り広げ、ボクシングでなぐり合いました(笑)

オリヴィエ監督:そうなんです。でも、実際はほとんど僕一人で作りました(笑)

エリック監督:いえ、作ったのは僕です。この人はコーヒーを入れるだけでした(笑)

オリヴィエ監督:それは冗談ですが、思春期のことから自然と2人で一緒にやるようになりましたし、今後も2人で映画を作り、次の計画もありますよ!


2012-06-15

フランス映画祭 2011 アーカイブ | リュック・ベッソン

2011年フランス映画祭の団長を務めた、リュック・ベッソンの記者会見です。

リュック・ベッソンが勧めるフランス語の習得方法とは…?
もしフランスで原発事故が起きたらフランス国民は…?


ビデオのフランス語解説はフランスネットWebサイトに掲載してあります。
http://www.france-jp.net/02info/03video/index1.html




フランス映画祭2010 アーカイブ | ジェーン・バーキン

フランス映画祭2010の団長を務めた、女優、歌手と大活躍のジェーン・バーキンの記者会見です。
英国人のジェーン・バーキンは、セルジュ・ゲンズブールの腕の中でフランス語を覚えたのですって!


ビデオのフランス語解説はフランスネットWebサイトに掲載してあります。
http://www.france-jp.net/02info/03video/index.html






フランス映画祭2009 アーカイブ | ジュリエット・ビノシュ

フランス映画祭2009年の団長を務めた、『パリ』『夏時間の庭』のジュリエット・ビノシュの記者会見
「イッセイ・ミヤケに会いました。フランス語がすごい上手なのでびっくり…。語学は国際交流に重要です。」
ビデオのフランス語解説はフランスネットWebサイトに掲載してあります。
http://www.france-jp.net/02info/03video/index.html






2012-06-08

フランス映画祭2008 アーカイブ | ソフィー・マルソー


フランス映画祭2008の団長を務めた、ソフィー・マルソーさんのインタビュー映像です。
ソフィー・マルソーが語る、フランス語学習者への応援メッセージ、日本の印象とは…。
「フランスと日本はアイデンティティーと文化が豊かな国…。」
ビデオのフランス語解説はフランスネットWebサイトに掲載してあります。



2012-06-05

フランス映画祭2007 アーカイブ | カトリーヌ・ドヌーヴ


フランス映画祭2007の団長を務めた、フランスが誇るあの大女優、カトリーヌ・ドヌーヴ(Catherine Deneuve)の記者会見です。

カトリーヌ・ドヌーヴが語る、フランス語学習法、日本の印象とは…。
「今ではみんな携帯に夢中で、私が街を歩いていても全然気がつかないのよ!」

ビデオのフランス語解説はフランスネットWebサイトに掲載してあります。