フランス情報サイト | フランスニュースならフランスネット

様々なフランス情報やフランスのニュースを常時発信しているフランス情報サイトです。

最新のフランス情報から、フランス発ニュース、フランス生活情報、観光・旅行情報、フランス映画情報や映画祭情報など、今、フランスで注目のホットな話題が満載のフランス情報誌です。

フランス語教室フランスネットのブログです。

http://www.france-jp.net/


本サイトの無断転載を禁じます。

©france-net 

2012-02-28

2012年アカデミー賞 『アーティスト(The Artist)』がフランス映画史上初の作品賞


"The Artist"  du jamais-vu pour un film français à Hollywood



第84回アカデミー賞の授賞式が2月26日(日本時間27日)、米ロサンゼルスのハリウッド&ハイランドセンターで行われ、フランス映画『アーティスト(The Artist)』がフランス映画史上初となる、作品賞(Meilleur film)に輝きました。

同作品は、作品賞のほかにも、ジャン・デュジャルダン (Jean Dujardin) が主演男優賞(Meilleur acteur)、ミシェル・アザナビシウス (Michel Hazanavicius) が監督賞(Meilleur réalisateur)、さらに衣装デザイン賞、作曲賞と本年度最多の5部門を獲得しました。

ミシェル・アザナビシウス監督は受賞式で「Je suis le réalisateur le plus heureux du monde.(僕は世界で一番幸せな監督です。)」と語ってます。

『アーティスト』はハリウッドの黄金時代を舞台に、白黒&サイレントという手法で描き上げたラブストーリーで、先日2月24日にフランスで行われたセザール賞でも作品賞を始め、6冠を受賞してます。 

フランス映画『アーティスト』は4月7日より、シネスイッチ銀座、新宿ピカデリー他にて全国順次公開です。




2012-02-25

セザール賞2012年にフランス映画『アーティスト (The Artist)』


"The Artist", grand vainqueur des Césars 2012
© La Petite Reine . Studio 37 . La Classe Americaine . JD Prod . France 3 Cinema . Jouror Productions . uFilm
第37回セザール(Césars)賞が2月24日にパリで発表になり、話題の無声映画『アーティスト』が作品賞(meilleur film)など6冠に輝きました。
『アーティスト』ハリウッドの黄金時代を舞台に、白黒&サイレントという手法で描き上げたラブストーリーで、2012年セザール・作品賞のほか、ミシェル・アザナヴィシウス(Michel Hazanavicius)監督が監督賞(Meilleur réalisateur)、監督の妻であり本作出演のベレニス・ベジョ(Bérénice Bejo)が主演女優賞(meilleure actrice)、さらに、音楽賞(meilleure musique originale)、撮影賞(meilleure photographie)、美術賞(meilleurs décors)とあわせて6賞を受賞しました。

同作品は第64回カンヌ映画祭主演男優賞、パルムドッグ賞や第69回ゴールデン・グローブ賞など、各映画賞を総なめにしており、アカデミー賞でも10部門にノミネートされてます。

また、セザール・主演男優賞には第24回東京国際映画祭でグランプリを受賞した、最強のふたり(Intouchables)』のオマール・シー(Omar Sy)が受賞しました。

セザール賞はフランス国内でもっとも権威がある、フランス版アカデミー賞と呼ばれている映画賞です。





「Mademoiselle (マドモワゼル)」フランスの公文書で使用禁止に


"Mademoiselle" disparaît des formulaires administratifs


フランスのフィヨン首相は、未婚女性に付ける敬称「Mademoiselle (マドモワゼル)」の行政文書での使用を避けるよう2月21日に通達しました。

これは、昨年9月にフランスの女性団体が、男性は一律で「Monsieur (ムッシュ)」が使われているのに対して、女性だけに既婚か未婚かの明示を強制し、差別に当たると陳情したのをうけとられた措置だそうです。
また「Mademoiselle」には、若さや未熟といった意味合いも含まれ、一定の年齢に達しても結婚しない女性にとってそぐわない言葉でした。
これをうけ今後、新規書類から「Mademoiselle」は消去され、女性を示す敬称は「Madame (マダム)」で統一されることになります。

2012-02-23

フランス映画 『アーティスト(The Artist)』



Titre français (仏題)  The Artist
Réalisé par (監督)ミシェル・アザナヴィシウス
Avec (出演)ジャン・デュジャルダン、ベレニス・ベジョ、ジョン・グッドマン、ジェームズ・クロムウェル他
Durée(上演時間)  101分
Distributeur(配給)  ギャガ
Année de production (製作年): 2011年フランス映画(白黒)
Date de sortie(公開日)  2012年4月7日
Salle de cinéma(映画館): シネスイッチ銀座、新宿ピカデリー他全国順次公開
Site officiel(公式サイト): http://artist.gaga.ne.jp/

Synopsis 
1927年のハリウッドを舞台に、サイレント映画界屈指の大スター、ジョージ・ヴァレンティンは、新人女優ペピーを見初め、人気女優へと導いていく。強く惹かれあう二人―。しかし、折しも映画産業はサイレントからトーキーへの移行期。サイレントに固執するジョージが没落していく一方で、ペピーはスターの座を駆け上がって行く…。
古き良きハリウッドの黄金時代を舞台に、白黒&サイレントという手法で描き上げるラブストーリー。 フランスのミシェル・アザナヴィシウス監督がメガホンを取り、フランス、ヨーロッパ、アメリカ、世界各国の映画賞を総なめにしているすごい作品です。

2012-02-19

旧紙幣フラン、ユーロとの交換終了


Billets en francs  échange possible jusqu’au 17 février 2012


フランスでユーロ導入により廃止された旧フラン紙幣とユーロとの交換が2012年2月18日をもって終了しました。前日、17日には、紙切れになる前に交換しようと、各地のフランス中央銀行に長蛇の列ができたそうです。

ユーロ通貨は、2002年1月1日より流通がスタート。ユーロ導入前月の2001年12月には、新貨幣に慣れ親しんでもらうための一助として硬貨の「スターター・キット」たるものが、フランスで販売されるなどしてユーロへの切り替えが行われました。

フラン硬貨や旧紙幣のユーロとの交換は、2005年に終了してましたが、新紙幣、20〜500フランは今年の17日まで受け付けられ、フランス中央銀行は、
広告を出すなどして期限までの交換を呼び掛けてました。


2012-02-09

現代フランス映画の肖像2ーユニフランス寄贈フィルム・コレクションより


Une petite découverte du cinéma français d'aujourd'hui 2 dans la donation de l'Unifrance

日本未配給のフランス映画が一挙上映されます!

これまで数々の名作とともに日本の映画ファンたちを魅了してきたフランス映画。フランス映画の海外普及を促進する機関ユニフランスから、1993年以降毎年行われている「フランス映画祭」で上映された日本未配給の作品がフィルムセンターに多数寄贈されました。
昨年に引き続き、その中から1993~2005年製作の60作品(短篇13本、長篇47本)を47プログラムで紹介されます。
クロード・ルルーシュ監督の『男と女 アナザー・ストーリー』(02)、ダニエル・オートゥイユとジョゼ・ガルシアの見事な掛け合いが見どころのすごく面白いコメディー『お先にどうぞ』(03) 、フランスで大ヒットした『赤ちゃんに乾杯』の続編、コリーヌ・セロー監督の『赤ちゃんに乾杯ー18年後』(01)やマリオン・コティヤール主演の『ラブ・イズ・イン・ジ・エアー』(05)など魅力的な作品がたくさん上映されます。


■会期:2012年2月7日(火)~3月31日(土)
(2-3月の休館日:月曜日)
■料金:一般500円/高校・大学生・シニア300円/障害者(付添者は原則1名まで)・キャンパスメンバーズは無料
■会場:東京国立近代美術館フィルムセンター 大ホール
    (東京都中央区京橋3-7-6)

詳しくはオフィシャルサイトをご覧下さい。


2012-02-06

フランスのバレンタインデー | La Saint-Valentin



バレンタインデーをフランス語で「La Saint-Valentin(ラ・サンヴァロンタン)」と言います。フランスでは「La fête des amoureux(恋人たちのお祭り)」として馴染まれてます。
そもそも、バレンタインデーは15世紀に恋する人たちのために作られたと伝えられてますが、このお祭りの由来は「愛」のごとく今だ謎めいているそうです。

フランスでは90年代以降、バレンタインデーはとてもポピュラー(商業化)になり、今では街のショーウインドーは、ピンクや真っ赤なハートで飾られます。
ただ、日本のように女子が男子にチョコレートを贈る習慣はありません。
フランスのバレンタインデーは、男女問わず、愛する人にカードやプレゼントを贈り、恋人同士でラヴラヴに過ごす、恋人たちの特別な日なのです。よくあるパターンは、男子が「mon amour(愛しの人)」に真っ赤なバラを贈り、2人でラブラブのディナーをします。


情熱の都、パリでバレンタインデーを過ごす際は、事前にレストランの予約をとることをオススメします!

フランス語で「愛の告白」をしてみませんか?
フランス語のバレンタインカードの書き方は、フランスネットサイトをご覧下さいね!