フランス情報サイト | フランスニュースならフランスネット

様々なフランス情報やフランスのニュースを常時発信しているフランス情報サイトです。

最新のフランス情報から、フランス発ニュース、フランス生活情報、観光・旅行情報、フランス映画情報や映画祭情報など、今、フランスで注目のホットな話題が満載のフランス情報誌です。

フランス語教室フランスネットのブログです。

http://www.france-jp.net/


本サイトの無断転載を禁じます。

©france-net 

2009-12-19

米国:ポランスキー監督の弁護士は再度、訴追の放棄を求める

米国で少女に対する32年前のわいせつ行為容疑で身柄を拘束されていた、『戦場のピアニスト』などで有名なロマン・ポランスキー監督が12月4日に保釈され、スイスにある自身の別荘に移されました。
ポランスキー氏は9月26日に映画祭のため訪れたチューリヒで、米国からの国際手配を受けたスイス当局に身柄を拘束されてました。
スイス当局はポーランスキー氏は保釈金450万スイス・フラン(約4億円)を納め、チューリヒ警察に彼のパスポートや身分証明書などを預けて保釈されたと発表。
また、12月10日にはロサンジェルスで同事件の裁判が行われ、ポランスキー氏の弁護士は、被害者の女性も訴追の放棄を願っているとして再度、起訴を諦めるよう呼びかけました。
フランスメディアによると、スイス当局は米国へ送還するかどうかの決定は来年2010年1月初旬に下し、ポーランスキー氏はクリスマスを家族とスイスの別荘で過ごす模様です。

2009-12-05

フランステレコム社:2008年以降の自殺者数は32名と発表


フランス最大手の通信社フランステレコム社は、事業再編に伴う労働条件の悪化で従業員の自殺が相次ぎ、フランス国内ではメディアが大々的にこの問題を取り上げるなど大騒動になってます。
同社は以前は国営会社でしたが、1996年に民営化され、現在は「Orange」という名のブランドで固定電話、携帯電話、インターネットサービスなどの事業を展開してます。
自殺の主な原因として、不況によるリストラや急な配置転換などが揚げられてます。
異動を告げられた直後に飛び降り自殺をしたり、会議中に自殺を図った社員がいるなど、問題が深刻化したのをうけ、フランス国内の事業責任者であるルイピエール・ヴェーヌ副最高経営責任者(副CEO)が退任し、政府が介入するなど政治問題にまで発展。
調査委員会の要請を受けて、実施した社内調査によると、ここ2年間の自殺者の数は32人に昇り、そのうち19人は2009年に自殺しているとフランステレコム社は12月1日に発表しました。

美術館スト激化で、ルーブル美術館やベルサイユ宮殿も閉館

ルーブル美術館やベルサイユ宮殿などパリと周辺の観光スポットが3日までに、従業員らが政府の人員削減策に抗議して、一斉に大規模ストに入り、閉館が相次いでます。

ストライキは11月下旬、パリのポンピドー芸術文化センターから始まり、オルセー美術館がこれに続き、3日までにルーブル美術館、ベルサイユ宮殿、ロダン美術館もストライキに入り閉館してます。
ミッテラン文化相は3日、仏テレビ France 2 で「Cette réforme devra s'appliquer(人員削減を含む)改革案は実行する」と言明、政府として譲歩の考えがないことを明らかにしました。